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近年、横滑り防止装置を始めとする車両の安全制御は、車線逸脱防止機能や前方車両追突防止機能等が追加され、先進安全車両(ASV)として進化をしております。
この車線逸脱防止機能や前方車両追突防止機能に使用されている各種センサーは、一部の外国車を除きヘッドライトと同様に車体の中心を基準に調整を行い、前方の車両や車線を認識し安全に走行出来るよう車両を制御しています。
しかしこの先進安全車両も、車体の中心を基準として調整を行っているので、事故や車両の経年劣化によりホイールアライメントが狂って車両がカニ走り(ドッグラン)をしてしまうと、車体の中心と車両の進行方向が狂ってしまい、センサーが車両の進行方向の対象物を検出出来なくなり、制御の誤動作や事故発生の原因となります。
この制御の誤動作や事故発生の原因を排除する為には、車体の中心と車両の進行方向を合わせる必要が有り、車両の進行方向を調整するホイールアライメント測定・調整は先進安全車両での必須の作業となります。
ホイールアライメントが狂っていると
ホイールアライメントが狂っている車両の場合、車両制御が正常でも車両の向きと進行方向が異なる為、制御がおかしくなる可能性があります。最近の車両は、エンジンやミッション・ABSの制御だけではなく、車両の進行方向や動作(直進走行か曲がっているか)・場所(平坦か坂道か)タイヤのスリップの有無・ハンドル操作等を判断して走行しています。
車両のホイールアライメントが狂っていると、車両が走行状態を正確に判断出来なくなり走行不安定や不具合が発生する可能性があります。
アライメント調整を受ける際は、以下のようなことに注意してください。
①予約が必要
アライメント調整は時間のかかる作業なので、調整を依頼する場合は基本的に予約が必要です。
②車検不適合車は作業不可
アライメント調整に限らず、基本的にどのカー用品店やディーラーでも車検不適合車は作業を断られます。
③社外品装着車も作業不可の場合あり
社外品を装着したことで、うまくアライメント調整ができなくなる場合があります。その場合は作業を断られることもあるので、予約時に確認しておきましょう。
④ホイールの形状によっては作業不可の場合あり
ホイールの形状によっては、アライメントテスターに必要なターゲットが取り付けできない場合があります。その場合は作業不可になってしまうので、ホイールを社外品に変えている方は予約時に確認しておきましょう。
⑤事故車はアライメント調整をしても完全に直らない場合がある
アライメントで調整できる範囲には限界があります。大きな事故で車体がひどく歪んでしまった場合、調整しても修復は不可能だと考えたほうがいいです。
● 軽自動車 基本工賃12,000 円~ 調整料 1 ヶ所 2 ,000 円~
● 普通自動車 基本工賃15,000 円~ 調整料 1 ヶ所 2 ,000 円~
● 輸入車 基本工賃18,000 円~ 調整料 1 ヶ所 3 ,000 円~
・ホイールサイズ21インチまでです。
・ 外車は別途見積りになります。
・ 社外品で調整可能な場合は別途料金が発生いたします。
・ 車種やホイールの形状によりお受けできない間合いがございます。
・ 車高が低すぎる場合はバンパー等の着脱が必要になり別途料金が掛かる場合がございます。
・ ホイールのリムの外周部にキズが付く場合がございます。